この1ヶ月つぶやきをお休みしておりました。
楽しみに?していた方には大変ご無沙汰で失礼いたしました。
この1ヶ月は、原稿書きや法人総会の準備や今年度から始めた認知症基礎講座の連続講座の準備。
そして、スーパー・ヴィジョンの6回講座の準備など追いかけられるような仕事をしておりました。
そんな中、先週は神戸で学会でした。
大会長の先生が社会福祉の先生だからなのか、対人援助の視点やソーシャルワークの視点が多く、最近、比較的医学モデルの知識が語られることが多かったので、今回の学会では振り返って考えたり、自分の知識を確認する大事な時間になりました。

忙しい学会でしたが学ぶ時間もありよかった…のですが、さすがに疲れました。
歳ですね…。
今週は疲れ切ってしまい自分で呼吸をするのも疲れる感じ…。
あまりにも疲れ切ってしまい、「疲れて息したくない!」という感じでした。

その中でも興味のあるものがあれば頑張れちゃうんですよね。
学会の帰りに、ちょっと足を伸ばして大阪市中央公会堂へ行ってきましたよ。
国指定重要文化財のこの建物は、100年前の建物で多くの歴史を刻んできたところ。
労働争議の場として、また思想の弾圧に対し反転攻勢をかけたと言われる場所。

そして、私たちの福祉の専門職としては、ヘレンケラーが来日して講演をされた場所。
中は、当時の面影が残されていて、ああここで…と感慨深い思いにさせてもらいました。
もちろん今も会議や結婚式場としても使われていて、ちょうど伺った時も披露宴中でした。

歴史が刻まれたこの地に立って、自分自身の歴史を振り返って考える。
13年もの長年やってきた講義も昨年度で終わり。
新たな一歩を踏み出そうと思う今年度。

この中央公会堂には、今年どうしても行きたかった所。
いろいろ考えさせられることが多い自分の課題。
ちょうど半世紀を生きた区切りの歳。
新たな歩みをと考えたこの年。
全てはこの公会堂の前に立ち、それらのことをじっくり考えたかった。
そして、この公会堂で多くの人たちが先師の想いを心に刻んで歩み出したように、自分もこの場所に立ち再び歩みはじめるために。

土佐堀川のほとりに座り、しばしもの思いにふける大阪でした。