映画俳優のロビンウイリアムスが突然亡くなられたのは、記憶に新しいですよね。

 

私は、今を生きるやジュマンジ、アンドリューNDR114が好きだったです。

素敵な名優でした。

亡くなった後、にわかった末期がんの女性へのメッセージも心を熱くさせました。

すばらしく人間味のある深い人でしたね。

 

自殺との判定だったのですが、その後の病理報告では、食のパーキンソン病とレビ-小体型認知症出会ったとも伝えられています。

そもそも、うつ病の診断があったのでその治療はされていたのですが、レビ-小体型認知症の発見は、亡くなった後の病理検査によってわかったことでしたので、レビ-小体型認知症の治療はされていなかったとのことです。

 

早期発見、早期対応の意味はこうした改善の機会を逸してしまうこととなるので、発見・診断はとても大切なことですね。

 

さて、その早期発見は自ら受診しようとするか、家族や近所が気づいて医療に繋げない限りは定期検診があるわけではないので、自主性が重要となってくるの訳ですが、その自主性を、どう醸成させるか。

 

もう12年も前になりますが、私たちが法人を設立してずっとコンセプトとしてきた地域啓発。

「認知症をしてください!」レベルの啓発から自ら考える啓発へ。

そして、福祉的視点の啓発と社会教育の手法の啓発の融合。

先週、長野県公民館館長大会で、基調講演をさせて頂きましたが、この部分を協調してお話しをさせて頂きました。

 

今、連携と言われていますが、連携は福祉医療保健の分野だけで無く、連携は、教育とも連携が必要であるという認識は、法人設立時に宣言してから12年。

やっと、私たちが宣言してきたことが一部の人だけでなく、地域の中で専門職の中で理解されつつあるように思います。

 

そう、余談ですが、このレビ-小体型認知症が自殺の一因になったととのある媒体による説明に対し娘のゼルダさんはその後のインタビューで「憶測では原因を語れない」と断定できない立場を取っているそうです。

 

このコメントを通してみても、啓発の意味の重要性やその病気に対して「媒体が~」は何を意味していたのか…。

考えさせられることがまだまだありますね。