さて、今年もまじめなつぶやきをはじめなくては…。

そう想い、今回は数回に分けてつぶやこうかと思っています。

 

「認知症の人の声を聴こう!」や「クライエントのエンパワメントを高める」

など、私たちの職場でも時々発せられる言葉。

研修でも「その人らしさを大切に!」の言葉を受講生も講師も使い、またそうした言葉をよく聞くことがある。

 

そして、私たちはそうした言葉を聞くたびに自身の実践と当てはめて考え、それを実践してきたかどうかを自身の中で評価していく…。

 

しかし、このエンパワーメントやその人らしさと言う言葉から臨床の現場ではどのように実践したら良いのか…。

言葉は難しい。

ひと言で言ってしまえば「それそれ!」と思えるものなのですが、“それ”は実践に移すとなると実は結構難しいものなのです。

 

なので、研修では理論的な部分と実践を繋げる話をしようと心がけていくのですが…。

さてさてちゃんと受講生の皆さんに伝わっているのだろうか…。

 

先日もある県にお邪魔して、研修講師としてお話をさせて頂いてきました。

いつも、ここの受講生の皆さんも一生懸命に聞いてくださる方々が多く、時に手紙のやり取りをすることもあるくらい密接に関わらせてもらえる研修の1つです。

 

情緒的でありながら言葉足らずの私の講義も、一生懸命に聞いてくださるみなさんのおかげで成り立っているということがとてもわかるこの研修。

出来る限り理論的な部分と実践をつなぐ話を心がけてはいるのですが、どこまで実践と繋がった話になっているのだろうか?

またどこまでその思いは伝わっているのだろうかと、ここでも、さて、私の話はどこまで皆さんに届いているのだろう…。

ふっと不安になる時があるのです。

 

つづく…。