長期の出張と研修講義の繰り返しの日々が一段落。

1ヶ月間休み無しの生活もやっとひと息です。

 

今日は、いのち・笑顔の会「手と手と」の主催の映画会に行ってきました。

題名は「僕のうしろに道はできる」です。脳疾患で一般に言われる植物状態になってしまった人が、自身の意志を伝え懸命に生きる姿とその人を支える人のドキュメンタリー映画です。

 

ただただ、感動と元気をもらえる映像でした。

私に初めて、現場でケースワークを教えて下さった方もこうした方々とのコミュニケーションの実践研究をされてきた方で、ずいぶん昔にお話しを聴いていましたが、実際の映像を目の当たりにしたら先輩のことも、そして映像の中で頑張る人と支える人の想いが、いっぱい私の中に入ってきて胸がいっぱいになりました。

 

生きる事の難しさと命の力強さ。

介護者の力強さと可能性を信じ続けることの大切さ。

自身の意志を言葉にできない悔しさと、それを黙って迷惑をかけないように生きる姿。

 

このドキュメンタリー映画にはこうしたメッセージがたくさん入っていました。

 

見たことのない人にとっては何お話しかわからないと思いますが、私たちが行っている認知症ケアも脳障害による植物状態の方へのケアも何ら全く違いはないことがわかります。

 

主人公を支える山元加津子さんは、植物状態であっても、コミュニケーションがあるという事や本人には想いがあり、家族のことを想い、生きたいと願っているということを知らない人がいっぱいいて、そのためにあきらめてしまっている人々のことを通じて、「知らないということは、わからないことを調べることさえもできない。だから、知っている人が伝え話していくことが大切なんだ」と。

私たちは、知らない人に伝え、教えていくことが使命であり、責任なんだと思いました。

 

やはり、私がいる場所は、どこかのステージの上や演題の前にあるのではなく、悩み苦しむ人を支える現場にあるんだと、強く強く思いました。

 

いろいろ悩ましい日々が続いていましたが、今日は、それを吹き飛ばす大切な時間を過ごすことができました。