人の中へ
日々感じる事象や人間関係などの苦痛は、逃げ出したいほどのこともあるだろう。
でも、その苦しみは、きっと明日への希望とつながっていく。
明日とは、成長した自分の姿。
結果が悪くても、良くても、変化しているということは、前に進んでいるということ。
前に進んだ努力は、結果として自分自身が前に進んだ姿として昨日との比較で違いがわかり心に刻む。
知識に支配されないように。
現実の世界で、人との関係に中で、スムーズにいかない現実の中でもがき苦しみながら打開する行動こそ、本当の学びであるし、人として大きく成長する姿なのだろう。
そして、それこそが、相手に寄り添う支援者としての真の姿なのだろう。
苦しんだ分だけ人の悩む心を理解できるのだろう。
あえて言えば…。
どんな評論家も学者でも、語るだけなら誰でもできる。
指示するだけなら簡単なこと。
実践すること、行動することはとても大変で、何よりも尊い。
現実の世界で、悩み苦しむ中で学ぶ名もない一人ひとりの実践者が、生きることに悩む人を救うことができるのだと。
ちょっと、過激かな…。
今抱える葛藤は、自分の大切な味方。
葛藤は、理想や知識、あるべき姿を持っているから葛藤すると言われることがある。
しかし、その葛藤が自分を成長させる糧であり、より人を理解する力となってくる。
本にもネットにもよく書かれている心の葛藤の脱出方法。
でも、それは方法であって、悪戦苦闘するその心の痛みや苦しみを受け止める力や耐える力は、書かれていない。
書かれていたとしても、それを乗り越えるのは、自分自身の心。
それを支えるのが、私たちの仕事なのかもしれない。
もちろん、支援する私たちも同様にもがき苦しむのですから、私たちも誰かの支えが欲しい。
それが、励ましの言葉なのだと想う。
励ます言葉は、その苦しみを乗り越えてきた者でないと、心に刺さる勇気を与える言葉にはならない。
だから〜と、また、最初に語る言葉に戻っていく。
しつこすぎるほど語っているのでここまで。
支えてもらったからこそ支えられる。
恩返しと恩回し。
私自身も、苦闘の中で自分で見出さないと…。